町屋訪問

京町屋の友人宅を訪問しました。
借りた当時を知る知人による話では「とても住める状態じゃない」
とのことだったので、どんな感じかと期待を膨らませていざ・・・
入口からとおり庭と言われる土間が奥まで繋がっていて
一番奥が土間のまま、ダイニングスペースになっていました。
靴を脱がずに家の中に居たわけですが、なぜか違和感を感じず、
開け放った庭からは自然の風が流れてとても心地がいい。
雑然と古道具が置かれていたり、天井のない吹き抜け空間だったり、
そこはまるでアトリエの様でした。（昔は機織り場だったそう）

実はここの住人は日本人ではありません。
日本人以上に日本の良い所を理解した
ライフスタイルに共感を覚えました。
私は町屋等の旧家に憧れつつも住む機会が未だ無く
これからもそのような機会は無いでしょうが、
普遍であるスタイルの部分は普段から身近に存るものだ
と思ったりするのです。

ここで手作りパスタとサラダのパーティー（？）でした。
作って食べて団欒という、ただそれだけですが。
いつもの自分でするのとは違うシチュエーションで新鮮でした。
やっぱり目に見えるスタイルも大事かも・・

コメント 5

てことは、劇的Ｂ＆Ａやったんですね。ちょっと？いやかなり興味あります。
by かさはら (2005-06-14 17:36) 

＞かさはらさん
天井引っ剥がして壁ぶち抜いてー・・・なんてことは全然してません。
前に住んでた所から建具持ってきたとか、そんなんはしてますけど。
by yosh (2005-06-14 23:46) 

なんか、しっとりしていい感じですぅ～。
中身の方が大事だけど、見た目もかなり大事ですよね。
by ハハン (2005-06-15 16:24) 

まいどでございます
写真はなんとも幻想的ですねえ
僕は、見た目重視な人間ですから…
ええっ
by ｇｕｒｏｒｏ (2005-06-19 02:00) 

ハハンさん　guroroさん
やっぱり見た目で雰囲気まで変わってきてしまうように思います。
私のイメージは陰影礼賛でした。とてもこの感じが好きです。
後ろの照明はアーティストの作品だったり、着物が掛けてあったり、説明すると雑多にいろいろな物が並んでいるんです。
綺麗に整理整頓された部屋がいいというばかりではないことを気づかせてくれた空間でした。
by yosh (2005-06-19 04:46)