阿波踊り [旅行]
仕事と旅行を兼ねて徳島へ行って来ました。
旅程が8/10~8/12、徳島市内の阿波踊りは12日からだったので
祭りが始まってすぐに帰らねばなりませんでしたが
実はそれより前に鳴門でも阿波踊りが先に始まっていて
結局は両方見ることができました。
阿波踊りを実際に見るのは初めてです。
イメージは子供の頃からなんとなく持っていましたが、
「踊る阿呆に見る阿呆」と言われているせいかどうも
変な踊りというイメージが強かった・・
それが実際は昔からしっかり受け継がれてきた所作ゆえか
優雅な身のこなしとそれに相応しい衣装。
本当に目が離せない内容でした。
百聞は一見にしかず、とはこのことだと。
徳島には阿波踊り会館という所があって、内容も名の通りです。
その前にあるベンチの屋根が面白かった。
そして、阿波踊り会館の最上階から出ているロープウェー。
眉山(びざん)という名の山から徳島市内が望めました。
来年の同じ時期にはこの地に住宅が完成している予定。
これでいつでも阿波踊りが見に行けるなぁと今から楽しみにしているところです。
ぞうむし [住]
我が家の庭にゾウムシがやってきました。
もちろん他にもいろいろと得体の知れない虫やムカデまで出没して
気持ち悪い時も多々ありますが、、、
かわいらしいお客さんだとうちの庭を気にいって遊びに来てくれているのかなと
つい嬉しくなります。
どうやら、現在はトカゲが住み着いているようです。
庭は手入れがめんどくさいとか、虫に来てほしくないとか
植栽よりもとにかく駐車場を確保しなくちゃとかで敬遠されたり
とりたくても敷地に余裕が無い場合も増えてきていますが
それでも住宅を設計する時には、家本体のことばかりでなく
外まわりのことも気にせずにはいられません。
Richer6月号 [住]
という企画のページに取材、掲載されました。
記事には、私たちへの取材の内容を
非常によくまとめて書いていただいています。
これを機にまた
ブログ更新していきますのでよろしくお願いします。
これからは日々の雑記に加え
家をつくる際に大事にしたいことや
多種多様なスタイルが存在し、自身も紆余曲折を経て完成に至った二世帯住宅のこと
住まいについて、今までの経験や設計活動を通して得たことや考えなども
積極的に発信していきたいとおもっています。
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どこへ行こうか、そしてどこへ行ったか@大阪編 [建築]
突然電話 「今、日本に来ていて明日は大阪に行くから会えるかい?」
「どこに行きたい?」
「どこでもいいよ」
彼は友達に会うのが目的なので会えればそれでいいらしいけれど
こっちとしては、せっかく海外から来るのだからどこかへ案内したい。
だけど彼は数年前、京都にも住んでいたことがあるから日本の有名どころは見ているはず。
さて、どこへ行こうか。
最近出来た大阪で見せたい建築って、思いつかない。
友人にも電話してみたけれど
最近新しくできたもので、これっていうの無いねぇという返事。
タイムリミットに近付いて、決めた場所はココでした。
「日本民家集落博物館」
旧い物、歴史を経た建築物などは
最近のマイブーム、いやマイブームという言い方では済まされないと思う。
しかも、民家。著名な建築家の作品でもないのに私は
こういうものに回帰している感じがする。
一緒に連れて行った幼い息子はとてつもなく高い上がり框をよじ登り
段差の多い敷居を跨いで歩きまわったり
ダイドコ(台所)の釜の穴を不思議そうに覗き込んだり
火のある囲炉裏を見てあついねぇ、と教えてくれる。
縁側に出て あ、ちょうちょー(蝶々)と、とめどない。
またゆっくり、家族でおにぎりでも持って遊びに行こう・・
エルネスト・ネト展 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 にて [art]
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ行ってきました。
この美術館自体、私が好きな建築のひとつです。
人に対してスケールアウト(普通は良くない意味に使われますが)
しているところが・・いいところだと思ってます。美術館はそれでよし。。
体感するアート。
靴を脱いで中に入ります。
赤ちゃんのような小さな子どもも大喜び。写真撮影も自由です。
まさにこの子のためにあるかのようなたのしく遊ぶ姿に思わず
カメラを向け続けていました。
人がいないより写っている方が空間として自然なのが今回のアート。
今までみたことの無いタイプの展示でとても楽しい体験でした。
ある程度の規模の美術展だと全国を巡回したりしますが、ネト展は丸亀のみ。
最初は不思議に思っていましたが、パンフレットを見て謎が解けた・・
その中には平面図がありました。
南海汐見橋沿線街歩き [街]
今回の街歩きは南海電鉄汐見橋線がテーマ。
大阪の難波からほど近い場所にありながら1日の乗降者数1000人を割るらしいローカル路線。
まぁ、昼間30分に一本しか走っていないので使われないのも無理は無い。
かといって廃線にもならないという・・・
(鉄ちゃん・鉄子さんが大喜びしそうな路線だ)
街という漢字より今回は「町」の方が相応しいと思うのでこれからは町と書く。
沿線の町(それでも大阪市内)は、昭和の雰囲気がただよう。私が生まれる前の昭和・・
この界隈は殆どが二階建て木造住宅で路地に連なっている。
道は狭いけれど両側の建物が2階建てで視線の先には青空が・・
職業柄、人には心地よいスケールというものがあると思っている。
ここ最近では珍しく、人家の密集地で視線の中にビルの塊が入って来なかったので
ハッと気付いたのがこの点。
道の幅に対する建物の高さのよい関係がこの町にはできていると思った。
悪く言えば開発が遅れていると言えるのだが(道幅狭いのは災害には弱点)
人が住む環境としてはごくごく普通、当り前のことだと・・私は思いたい。
そして、この付近には水の都宜しく今でも橋が無い代わりに渡船が存在する。
日常の風景のはずなのに私にとっては非日常の出来事となっていた。
ところでこの街歩きに出かける前、ラジオを聴いていて奇祭評論家という肩書きを持つ作家を知った。日本国内だけで今まで7,8年間に300くらいの奇祭を見てきたらしい。
その数字に驚いて、改めて日本も広いものだなと関心し、今回の風景が奇異に映ると同時に
そう驚くほどのものでもないのだろうなと妙に納得してしまったり・・
窓がかっこいい工場?倉庫?
なぜわざわざこのような形状になったのか想像もつきません。
こういう謎なもの、古きよき時代(?)のものが大好きです
家計の金融資産に関する世論調査
先日、私個人宛に
「家計の金融資産に関する世論調査」
の依頼がきた ・ ・ ・
最初は訝しく思ったが、つまりのところ
おおもとは日銀、ついては国が行っている調査なのであった。
毎年1回行われ、全国から無作為に抽出した10,080人が対象、とのこと。
その後ネットで検索してみると、去年の調査結果として新聞で見た内容が載っていた。
ちなみに去年の調査では、貯金が無い世帯が全体の二割(単身世帯は四割)、
借金を抱えている世帯が四割など・・
新聞で見かけた時、どこでこういうものを調べるのだろうと思っていたのだが・・・
金融資産の内訳、老後に対する考え方、マイホーム取得について等々・・
私自身は真面目に調査票に書き入れた。
はてさて、今年の結果はいかに・・・
夏至の日に思うこと・・ [徒然]
いつになく朝早く目が覚めた。
それでも外は明るくなっていた・・・そういえば、今日は夏至だ
去年の今日はパリに居た。
フランス行くなら6月がいいと言うパリっ子の友人の薦めもあって狙って行ったのだった。
しかもパリの夏至の日は fete de la musique という音楽のお祭りの日で、
市内至る所で音楽が演奏される。主に夕方から演奏会が始まり、夜遅くまで続いていたのを
町をうろうろしながらいろいろな所で見かけた・・・あぁ、懐かしいこと。。
二度寝するのはもったいなくて、さて何をしようか・・
新聞は、まだきていないし・・とりあえず洗濯にとりかかる。
いつもと変わらない日が始まっているはずなのに、今日は特別な日という気がして仕方がない。
下町視察 [街]
とある下町・・・
こちらの土地柄、日雇い労働者の集まる場所に程近く、治安が良いとは言えないのですが、
数ある路地を一つ一つ覗いてみると、あぶなっかしい雰囲気が少しも感じられず、
とてものんびりした風景もまだまだ見られるのです。路地で遊ぶ子供の声が聞こえ、
長屋の各々の玄関先には植栽が溢れんばかりにせり出し・・
ちょうど夕暮れ時のこの季節のためか、しばし郷愁に浸ってしまいました。
そうかと思えば、空家も少なくはないのです。
打ち捨てられたかのような空家、このままではただ朽ち果てていくばかりであろうと思われます。
というわけで、これから、それの再生に取り組むことになりそうです・・